プタリ

50年位前ネパールの奥地のゲストハウスで3週間程番頭の様な

事をしていた。

その時日本の業者の依頼で蝶を収集した。

後で考えると多分ヒマラヤの蝶と称して東京のデパートで販売して

いたと思う。

子供の頃蝉や蝶を追いかけていたので蝶を追いかけるのが楽しかった。

その中に1頭だけ鮮やかな緑色の蝶がいた。

その後蝶の収集家に緑色の蝶の話をしたが誰もそんな蝶はいるはずがないと一蹴された。

ずっと50年間心残りになっていた。

カメイ美術館に世界の蝶の収集が有ると聞き仙台に来て初めて訪れた。

その中のインドの項に50年前に採った蝶と同じ輝く緑色の蝶が有るではないか。

幻では無かった。

名前はトリバネチョウだ。

その時蝶の事をネパール語でプタリと呼んでいたのを思い出した。

仙台土産

仙台のお土産に何を持っていくのが良いか頭を悩まされる問題だ。

萩の月はべただし牛タンもイマイチと思っていたら今日千佳ちゃん

からヒントを貰った。

それは白松が最中の「囲ごよろしく」と菓匠三全の「みとは」を推奨

された。

「ゆうぞら」を食す。

福島の飯坂温泉から来ている客から桃のなかで一番

美味なのはお盆過ぎに出る「ゆうぞら」だと聞いて

今かと待ちわびていた。

すると先週やっと1箱残っていたゆうぞらを朝市で見つけた。

その時は未だ硬かったが1週間経った今日は上品な甘さに満ちた

絶品な味に変わっていた。

 

「天佑徳青ヵ酒」

バタさんが中国人の友人から貰った白酒と白茶を持って来た。

酒は青海省の雑穀を蒸留した46度の白酒で強い酒だが美味だ。

3200と刻印されているが高度が高い青海省なので多分標高3200m

で作られた酒なのだろう。

 

 

仙台日独協会

40数年に亘り仙台でイベントやドイツ語教室等の活躍を

していた日独協会が閉店した。

代表のウイルヘルム菊江さんは閉店間際によくビールを飲みに

来店してくれた。

昔ドイツに住んで居た時に飲んでいたドイツワインが見つかった

と持って来て呉れた。

すっきりした白ワインだった。

これから息子さんの居る熊本に住むそうだ。

「ハバナクラブ15年」

以前キューバ旅行した時キューバ特産のラム酒「ハバナクラブ」を買おうとしたが

12年以上のハバナクラブは高くて手が出なかった事を覚えている。

それが今回千葉さんが15年を手に入れたと持って来た。

この貴重な酒を味わった。

品を感じさせる味だ。

当店ではハバナクラブ7年を置いている。

千賀原さん来店

以前のスタッフ「チガチャン」が30年位振りに来店した。

信じられない程彼女は学生時代の面影を残していた。

現在はツクバにいて環境研に旦那は勤めていて何と中島君の下

で働いているという。

柿崎さん帰国

中国で日本語教師として杭州と烟台の大学で9年間教えて来たが

定年になり帰国してきた。

彼は以前中学の国語の先生をしていて橋本さんも教えて貰った事が

有ると最近聞いて驚いた。

前にもエレ象さんも柿崎さんの生徒だったと聞いて驚いた事が有る。