「大興安嶺探検」という今西錦司が編集した探検記の文庫を千賀さんから
送呈された。
今西錦司を隊長とした1942年に行われた北部大興安嶺探検隊の公式報告書だ。
今西錦司は子供の頃からアフリカのゴリラ探検記等で馴染みが有る。
隊員にはヒマラヤ探検で有名な川喜多二郎も学生で参加している。
以前から千賀氏は何故かこの大興安嶺に非常に関心を持っている。
大興安嶺は標高は最も高い所でも1,500m程と大した事は無いが人跡稀な土地だ。
冬の寒さが厳しくジャングルになっている様で少数の狩猟民族だけが暮らして
いる様だ。
以前この大興安嶺の北に位置するハバロフスク市に行った事が有る。
そこの博物館で巨大なヤマネコのはく製を見た。
巨大だが顔は猫なので不思議な感じを持った記憶が残っている。