上記の表題の本を千賀さんが買って来て勝手に置いて行った。
いつもながらの不思議な彼の行動だ。
この本で言語と家族関係は周辺に古い形態が残り真ん中は新しくなる
というが納得するものが有る。
帰省ラッシュが無くなったら日本の直系家族は消滅するという速水先生
の意見は面白い。
対談で歴史家の磯田氏が直系家族から万葉集の時代に今戻った部分が有る
と指摘した。
相続の部分を筆頭に性愛の部分に於いてだそうだ。
1970年と1980年の僅か10年の間に日本では構造的なある変化が起きていたと
個人的には強く思っていた。
永らく疑問に思っていたのがこれで解かれた様に感じた。