ヤポネシア幻想

小説家島尾敏夫は特攻隊として敗戦時、奄美の加計呂麻島に居た。

そこで現地に住むみおさんと知り合い結婚した。

それからも度々南の島を訪れた。

彼はそこで遥か南からの繋がりの有る文化に触れ日本をヤポネシア

と名付けた。

南から延々と続く島々の流れに日本が居るという壮大な思想を感じる。

そこには国境というチャチな概念は消え失せる。

現在排外主義が跋扈している時に日本では無くヤポネシアを名乗りたい。

インドのハンピ

フットワークが軽い細谷嬢にハンピを勧めたら早速行ってそこからメールが

届きました。

僕が行ったのは50年近く前でサドゥと数日共にした思い出の場所です。

ゴアに居た時旅行者から満月にハンピにUFOが現れると聞き面白そうなので

訪れてみた。

インド高原の真ん中に在るハンピは500年前頃に王国の都で栄えていたらしく遺跡が

至る所に在り又巨石が散在し不思議な風景を醸し出している。

夫々の岩山の上にサドゥーが棲んでいた。

その中でも一番大きな岩山には名高いサドゥーが棲んで居ると云われここから

世界が始まったと云われていた。

彼女からのメールでは今はすっかり整備されているようです。

バンコクの「スコタイホテル」

20年振りだろうか小野寺さんが来店。

以前バックパッカーだった彼は新婚旅行でタイに行った。

その時バンコクのホテルは新婚旅行に相応しいと一押しのスコタイホテルを推薦した。

彼は満足して帰って来た。

バンコクで最高のポリシーを感じさせるホテルだと思う。

しかし料金が高くなった為にその後泊まった事は無い。