人類の未来を暗示する実験か?。

先日たまたまテレビを付けたら興味深い番組だった。

友人の中川さんがその内容を纏めたのが彼のブログに載っていたので記す。

「ユニバース25」という実験がなかなかに興味深いものでした。それは、オス4匹、メス4匹のマウスに十分な餌と快適な環境を与えて飼育すればどこまで数を増やすかという実験です。実験開始から104日でまず子供ができ、その子供たちがまた子供を作る。マウスは「ねずみ算式」にどんどん増えていく。母マウス1匹あたり5~10匹の子マウスを産む。子マウスは誕生から4週間後に離乳し、8週間後には性的に成熟し孫マウスを産む。

実験がどうなったかというと、315日目に600匹を超え、強弱のグループができた。弱いグループが狭い場所に固まり、強いオスが攻撃的に振る舞うようになった。そして繁殖行動に無関心になったり子育てを放棄する個体が増えた。560日で2200匹の繁栄ピークを迎えた。その後は全く子供が生まれなくなり、高齢化し、1780日で完全絶滅してしまった。この結果は最初の個体の条件によっても違ってくると予想できるので、同じ実験を25回行ったが、絶滅という結果は同じだったと。

これってなんだか、未婚率の増加、晩婚化、特殊出生率の低下、高齢化など昨今の現象や、ナショナリズムの台頭、ウクライナ・パレスチナなどの終わらない戦争を思い起こさせます。

 

北方民族博物館

客の学生が網走に在る北方民族博物館の学芸員に決まった。

網走の冬は厳しく酒を飲むしかないと皆から云われたが、

それは大丈夫そうです。

わでぃで軽くビールを7本飲みもう一軒はしごすると店を出て行った。

ロシア人の女性写真家来店

一見ラテン系の風貌をした40代位の小柄な女性が一人で来店。

話をしたらロシア人だという。

ロシア人に見えないというと彼女はお母さんはロシア人でお父さん

はカザフスタン人という。

産まれ育ったのはロシアのタタール自治共和国でカザンの近くだそうだ。

この地で生まれた有名な詩人の名を云われたが無知な僕はその名を知らなかった。

ドフトエスキーの小説の中で確かカザンの名が出て来た記憶が有るが。

祖先にタタール人の血も入って入ると話していた。

「タタールのくびき」の話をしたら分からなかった。

東京で行われた彼女の個展の作品をスマホで見せられた。

それは写真と雑誌等のコラボを作品に仕上げた物だった。

その中の作品の一つに雑誌の一部が載っていた。

「崖」と云う字が目に留まった。

「崖」と云えば我がフェリーニの作品ではないか。

彼女は分からないと云っていたが。

東京は暑いから仙台に住もうかなと云って青葉城に向かって歩いて行った。

以前にも東京は暑いので釧路に住んでいた事が有るそうだ。

北海道はロシアの風景に似ていて気に入ったそうだ。

自由に生きているアーティストだ。