伊逹屋

先月は山形に蕎麦を食べに行ったが今回は福島にラーメンを

食べに行った。

塩ラーメンが美味しいと評判の店に行く事にした。

但し人気が有る為に1時間以上待たされると云われている。

しかし平日で小雪混じりの天気は悪く、場所も市内から遠い

飯坂線の沿線だ。

時間も昼時の前の11時半に店に行った。

この条件で混んでいるはずは無いと高をくくっていた。

すると店の前に人だかりがしているではないか。

その数30人を超える。

地元なら足を引き返す所だがわざわざ仙台から行ったので只管

待つ事にした。

待つこと1時間を過ぎてやっと中に入れた。

外観は粗末だったが中は新しくした様で綺麗だった。

早速塩ワンタンラーメンを注文。

期待した様なあっさりでは無く酷の有る味だったが美味しかった。

ワンタンは小エビが入っていて歯ごたえも良く美味だ。

この後飯坂温泉の日帰り入浴と思ったが1時間を超える待ち時間

でめげて市内へ。

電車で仙台から福島に向かうと福島駅直前に甘食喫茶の看板が目に入る。

気になっていたので行ってみた。

メニューは各種の甘食がメインで2階で飲食出来る。

2階は広くお洒落な内装で薪ストーブが炊かれている。

秀逸なのは窓際の席に座れば東北本線、阿武隈急行、飯坂線の電車が通る

のを近くで眺められる事だ。

鉄道ファンにお薦めな店だ。

大内秀明氏死去

大内氏が亡くなったと新聞で知った。

彼は東北大経済学部のスター教授で著書も多い。

30数年前になるだろうか彼と国分町のジャズスナック「マル」

で偶然会った。

その時彼と一緒だったのが東北大の英文学の教授の野中氏だった。

彼とは当店にも来ていたので顔みしりだった。

僕は一人だったが野中氏の紹介で彼らと同席する事になった。

他に客は居なかった。

酒の酔いに任せ僕は大内氏を批判した。

彼は著名な学者だったから彼の学説は知っていた。

それに対して野中氏が怒り出した。

俺の親分<確かにそういった>に何ていう事を云うのだと。

以前この野中氏と我が千賀さんが白頭山で取っ組み合いの

喧嘩をしたことが有る。

この様に野中氏は少し生意気な所が有る男だがその後彼は癌

で亡くなってしまった。

この時マルのママも大内氏に味方し3対1になってしまった。

この為に益々腹が立ってしこたま酒を飲んだ。

深酒の為翌日の草野球は二日酔いで酷い事になった。

悔しいのは情けない事に大内氏のボトルを御馳走になった事だ。

 

スペインからの土産物

昨夜長谷川パールさんが来店。

スペインでの密度の濃い旅<フラメンコ練習、サッカー観戦、トレド観光

スペイン料理等>の話を聞きました。

又中野さんからのわでぃへのお土産も頂きました。

オリーブオイルやイカのオイル付け等です。

「本を読む小屋」

岩手に旅行に行った人が「本を読む小屋」という小雑誌を持って来た。

2022年から発行していて第1号は民宿「わらべ」の特集第2号は競馬場

の特集になっている。

執筆人は多彩でレベルも高い。

発行場所は遠野市の郊外早池峰神社の傍の小さな小屋だ。

この様な場所でこの様なレベルの高い雑誌を発行するとはとても

信じられ無い。

遠野恐るべしだ。

そういえば以前「パパヤチニカ」という遠野発の雑誌が面白く当店も

取り寄せていたがそのバックナンバーが今も少し残っている。

パパヤチニカと関係有るのだろうか?

 

千賀弟夫婦来店

千賀さんの弟が数年振りに来店。

今回は奥さんを連れて来た。

奥さんと会うのは初めてだ。

弟と会うと以前行った海外旅行の話と病気の話になる。

例えばバンコクでのホテルは勿論「マレーシアホテル」の話だ。

病気は心筋梗塞での心臓手術、脳髄腫に因る3回の開頭手術と

彼の病気は実に多彩で今も毎日10種類の薬を飲んでいる。

一見元気そうだが。