メノナイトの人々

時々来店するアメリカ人とアーミッシュに付いて話をした。

彼は現代文明を拒否するアーミッシュ程厳格では無いがメノナイトの人達を知っていると云う。

初めて耳にするメノナイトはペンシルベニア州辺りを中心に住んでいるそうで彼の話ではアメリカ

に50万人世界では200万人も居るそうだ。

キリスト教の教えに従い電気や車を使わず農業と牧畜を中心に自給自足な生活をしているらしい。

移動は今でも馬車が中心で家の引っ越しは大勢の人の手で持ち上げて運ぶそうでその動画

を見せて貰った。

その動画では70人が集まり大きな家を引っ越ししていた。

遠くから見るとまるで昆虫の動きの様だった。

 

ヤポネシア幻想

小説家島尾敏夫は特攻隊として敗戦時、奄美の加計呂麻島に居た。

そこで現地に住むみおさんと知り合い結婚した。

それからも度々南の島を訪れた。

彼はそこで遥か南からの繋がりの有る文化に触れ日本をヤポネシア

と名付けた。

南から延々と続く島々の流れに日本が居るという壮大な思想を感じる。

そこには国境というチャチな概念は消え失せる。

現在排外主義が跋扈している時に日本では無くヤポネシアを名乗りたい。

インドのハンピ

フットワークが軽い細谷嬢にハンピを勧めたら早速行ってそこからメールが

届きました。

僕が行ったのは50年近く前でサドゥと数日共にした思い出の場所です。

ゴアに居た時旅行者から満月にハンピにUFOが現れると聞き面白そうなので

訪れてみた。

インド高原の真ん中に在るハンピは500年前頃に王国の都で栄えていたらしく遺跡が

至る所に在り又巨石が散在し不思議な風景を醸し出している。

夫々の岩山の上にサドゥーが棲んでいた。

その中でも一番大きな岩山には名高いサドゥーが棲んで居ると云われここから

世界が始まったと云われていた。

彼女からのメールでは今はすっかり整備されているようです。