信夫温泉青洲

高湯温泉に行く途中吊り橋が見えるので信夫温泉の存在は知っていたが行った事が無かった。

地味な一軒宿だと永らく思っていたがバタさんがリフォームした宿のパンフを知り合いから

貰ったと持って来た。

見るとすっかり高級な宿に変わっていた。

昨日中国に永く滞在していたK氏がパンフを新しく変えたいと依頼されたのが何とこの宿だった。

最近スタッフを総入れ替えして評判が良くなり予約が立て込んでいるそうだ。

特別優待券を頂いたので行かれる方は当店に連絡して下さい。

1泊36,300円です。

優雅な部屋と部屋付きの露天風呂、薬膳料理が楽しめます。

帝国ホテルの柿の種

朝日新聞に帝国ホテルのバーのお通しは以前から柿の種を出している

と出ていて驚いた。

高級ホテルと大衆的な柿の種とは明らかに齟齬していると思った。

万紀子さんがお土産に柿の種を持って来た。

それを食べた小出さんがこれは非常に高い柿の種だよと云った。

彼は三越のデパ地下で働いていてそれを知っていた。

きっとこれが帝国ホテルで出している柿の種に違いない。

メノナイトの人々

時々来店するアメリカ人とアーミッシュに付いて話をした。

彼は現代文明を拒否するアーミッシュ程厳格では無いがメノナイトの人達を知っていると云う。

初めて耳にするメノナイトはペンシルベニア州辺りを中心に住んでいるそうで彼の話ではアメリカ

に50万人世界では200万人も居るそうだ。

キリスト教の教えに従い電気や車を使わず農業と牧畜を中心に自給自足な生活をしているらしい。

移動は今でも馬車が中心で家の引っ越しは大勢の人の手で持ち上げて運ぶそうでその動画

を見せて貰った。

その動画では70人が集まり大きな家を引っ越ししていた。

遠くから見るとまるで昆虫の動きの様だった。

 

ヤポネシア幻想

小説家島尾敏夫は特攻隊として敗戦時、奄美の加計呂麻島に居た。

そこで現地に住むみおさんと知り合い結婚した。

それからも度々南の島を訪れた。

彼はそこで遥か南からの繋がりの有る文化に触れ日本をヤポネシア

と名付けた。

南から延々と続く島々の流れに日本が居るという壮大な思想を感じる。

そこには国境というチャチな概念は消え失せる。

現在排外主義が跋扈している時に日本では無くヤポネシアを名乗りたい。