ヤポネシア幻想

小説家島尾敏夫は特攻隊として敗戦時、奄美の加計呂麻島に居た。

そこで現地に住むみおさんと知り合い結婚した。

それからも度々南の島を訪れた。

彼はそこで遥か南からの繋がりの有る文化に触れ日本をヤポネシア

と名付けた。

南から延々と続く島々の流れに日本が居るという壮大な思想を感じる。

そこには国境というチャチな概念は消え失せる。

現在排外主義が跋扈している時に日本では無くヤポネシアを名乗りたい。

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