人類の未来を暗示する実験か?。

先日たまたまテレビを付けたら興味深い番組だった。

友人の中川さんがその内容を纏めたのが彼のブログに載っていたので記す。

「ユニバース25」という実験がなかなかに興味深いものでした。それは、オス4匹、メス4匹のマウスに十分な餌と快適な環境を与えて飼育すればどこまで数を増やすかという実験です。実験開始から104日でまず子供ができ、その子供たちがまた子供を作る。マウスは「ねずみ算式」にどんどん増えていく。母マウス1匹あたり5~10匹の子マウスを産む。子マウスは誕生から4週間後に離乳し、8週間後には性的に成熟し孫マウスを産む。

実験がどうなったかというと、315日目に600匹を超え、強弱のグループができた。弱いグループが狭い場所に固まり、強いオスが攻撃的に振る舞うようになった。そして繁殖行動に無関心になったり子育てを放棄する個体が増えた。560日で2200匹の繁栄ピークを迎えた。その後は全く子供が生まれなくなり、高齢化し、1780日で完全絶滅してしまった。この結果は最初の個体の条件によっても違ってくると予想できるので、同じ実験を25回行ったが、絶滅という結果は同じだったと。

これってなんだか、未婚率の増加、晩婚化、特殊出生率の低下、高齢化など昨今の現象や、ナショナリズムの台頭、ウクライナ・パレスチナなどの終わらない戦争を思い起こさせます。

 

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