今日シルクロード展に行く前に多賀城のアラハバキ神社に行った。
蝦夷を祭った神社という噂が有り友人のブックデザイナーの銀ちゃん達
がわざわざ東京からやって来た事が有る。
気になっていたが今まで訪ねた事は無かった。
駅前の観光案内所で神社までの生き方を尋ねると丁寧に地図を書いてくれた。
珍しい事に神社は個人宅の庭の中に太子堂、道祖神、養蚕神社の3つが祭られていた。
傍らには空気雷神の石碑が在った。
以前客のカメラマンが山形の空気神社の記事を朝日新聞に載せた事が有る。
神社内の縁起を見ると足の神様を祭る神社と書かれていて、道祖神の前には使われた
シューズが沢山備えられていた。
何処にも蝦夷の事が書かれていない。
そこで地図の礼を述べる為に観光案内所を再訪しアラハバキ神社と蝦夷の関係を尋ねたら
よくぞ聞いてくれたとこの人が詳しいと紹介された。
彼女の話では蝦夷を祭っている神社だとの説は根強く有るが確かな事は証明されてない
という。
蝦夷をよく取り上げている作家の高橋克彦は当然蝦夷説だそうだ。
最近興味深いのは外郭東門の近くでアラハバキ神社の真西300mの所に門の跡が発見され
たそうだ。
するとこの門から真東に神社が望まれる。
何か意味しているのだろうか?