須藤著「古代謎の証し」を読んだ。
そこには東北各地の昔話の語り納めが載っていた。
岩手の「トントハレ」は朝ドラですっかり有名になったが宮城県では
「ドービン」と云うそうだ。
最初トントハレと聞いた時は何と不思議な言い方だろうと思った。
ドービンも不思議な言い方だ。
著者の説ではトントハレの語源は原アイヌ語系、ドービンは中東のシュメール語系
だそうだ。
彼は壮大な言語の流れを調べていて元はシュメール語から始まりインドのドラヴィタ語
そしてインドネシアに移り中国から日本に到着、又別の流れではシッキムのレプチャ語
からタイに行きチベット、ビルマ語と合わさり縄文時代に日本に来た。
その他にも様々な流れを載せているが壮大過ぎて真意は定かでは無い。
語り納めの件で山形のトッピンパラりを新庄出身の人に訊いたが知らなかった。
ドービンも仙台出の人に訊いたが二人共知らなかった。