興隆編「仙台領キリシタン秘話」を読んだ。
最近愛子方面の隠れキリシタンを探していて興味を持ったからだ。
日本史に今まで興味が無く全く疎かったがこの本は物語り調で
分かり易く書いて有る。
信長、秀吉、家康達のキリスト教との関わり方や常長のローマ遣使
の話等興味深かった。
仙台市内を流れる広瀬川の由来は福島の梁川を流れている広瀬川から
取ったのは知っていた。
さて青葉城の由来は伊達氏の旧領に信夫郡青葉山薬王寺というのが有り
南北朝時代の激戦地だった。
南朝に味方した伊達家に取って由緒ある名前で政宗が仙台に移った際に
この青葉山の名を裏山に命名しそこのお城が青葉城になった。
元になった薬王寺は今の福島市街に在る信夫山に当たる。
なお仙台の名の由来は最初は千体仏が有ったので千体と云われそれが千代
になり政宗が唐詩の「仙台初めて見る五城楼」から取って仙台と名付けた。
そういえば仙台出身で五城楼という力士が居たのを覚えている。