仙山線の白沢駅の南側にお椀を伏せた様な山が5個並んでいる。
白沢五山と云われていて標高がほぼ同じだ。
七ツ森や太白山の溶岩が固まった特異な山容と違い地味な山容だ。
その中に頂上が平な山が前山だ。
その為に頂上が何処に有るか諸説有る。
先週確かめてみた。
神社が在る登り口から登り稜線に出たら右手の奥まった所に前山との頂上の標識が有る。
そこから5分ばかり行った所に三角点の様な石が埋まっていて地図上では346m
の独立標高点が在る頂上だ。
又暫く歩くと前山頂上への分岐の標識が有りそこを進むと5分程で前山の頂上に出る。
そこには標高347mの看板が掛かっている。
独立標高点より1m高いのだ。
こちらの方が本当の頂上だと強く主張している様な看板だ。
こういうのを以前鬼首の須金岳で経験したことが有る。
最高点と頂上の看板と地図に載っている頂上と3点もありガイドブックにも何処が頂上
だと有る。