今年も新潟を訪れた。
楽しみの一つは河口近くの阿賀野川を観る事でその大きさを実感したかった。
日新線で渡った。
河口に近いので川幅は流石に広かった。
僕のイメージでは阿賀野川は水量が豊富で上流の三条の滝や田子倉ダムの水の
量は半端ではないと聞かされていた。
しかし地図を眺めていつも不思議に思うのは信濃川と河口が極端に近いのに一緒
にならず河口が分かれている。
世界を見渡しても大河が河口近くに有ると繋がる。
ガンジス川とプラマトラ川、チグリス川とユーフラテス川は河口近くで一緒になっている。
川は川底が低い方に流れるからだろう。
その疑問が今回新潟の博物館で解消した。
江戸時代にはやはり河口近くで信濃川と阿賀野川は繋がっていた。
それを洪水を防ぐ為に土木工事をして今の姿になった。
信濃川は2か所分水している。
北上川も追浜川として分水している。