なべさんが心配だ

今日突然なべさんが与論島から帰って来て来店した。

椅子に座るなり脳血栓になったと云った。

陽に焼けた顔は健康そうで前回より二回り程体格が良くなっていて

何処にも病気の気配は感じられない。

昨日頭がくらっとしてその衝撃はとても軽い病気とは思えないと自己診断した。

脳関係なら広南病院を強く勧めた。

以前医者の千場さんが救急車に乗る様な事が有ったら脳なら広南病院心臓なら厚生病院

を指示した方が良いと云っていた。

店内では変わりなかったが又症状が出たら躊躇なく救急車を呼ぶべきと伝えた。

夕方彼から電話が有り具合が悪くなり救急車で広南病院に行った。

入院が決まったそうだ。

大した事が無ければ良いが。

タンザニアのムアンザ

今日長身の髪を後ろに結んだ30代後半の男性が来店した。

店に有るタンザニアの黒檀の彫刻を見て懐かしいと云ったので

聞くと学生時代にタンザニアを廻ったという。

タンザニアの何処に行ったと聞くとムアンザと答えた。

僕も以前行った事が有り広大なビクトリア湖に面している。

ムアンザの名を聞いて何だか懐かしかった。

広大なサヴァンナのセレンゲティの入口に在る街でこれからセレンゲティに向かう

と思うと興奮したのを覚えている。

多種多様な動物が一度に見られるンゴロンゴロもこの中に在る。

その後もっと長期間旅をしたいと1年間中国からネパール、インドを

通りトルコまで行った。

今は石巻の病院で働いている医者だ。

 

小谷さんが次期国際学術会議会長に

先日たまたま河北新報を見たら1面のトップに次期国際学術会議の

会長に数学者の小谷元子さんが決まったと載っていた。

彼女は数学者の砂田さんが時々連れて来ていてたまに一人で来店する

事も有る。

以前猿橋賞を獲得した才媛だ。

20数年前になるだろうか千葉から仙台に移り住み当店等で詩の朗読会を

催していた風変わりな客が居た。

或る時彼が小谷さんと偶然居合わせた事が有る。

その時高校の国語の授業で中島敦の興味有る話を受けたと彼が言った時小谷

さんがその話私も知っていると言った。

何と同じ高校で同じ教師だと分かりその偶然にお互いに驚いていた。

彼はその後鎌倉に住み江の島の灯台で働いた。

彼女の話で数学者は凄いと思ったのは1つの問題に取り掛かると日常生活を含め

朝起きてから寝るまで少なくても3ヶ月間はその問題だけに没頭すると云う。

我が数学者山崎氏はどうしているのだろうか。

 

キムさんが亡くなりました。

千佳ちゃんからキムさんが亡くなったと連絡が有った。

在日の元気なおばさんで以前よく来ていた。

僕より少し上だったと思うので80歳位だろうか。

娘も来ていたが今は東京に住んでいる。

知り合いで亡くなった人は圧倒的に11月が多い。

ご冥福を祈ります。

待っていたK氏来店

先日ロシア版ムーの様な雑誌を金成氏が購入。

その中に明らかにモンゴリアンデスワームと思われる記事

が載っている。

しかし残念ながら周りにロシア語を理解する人が居ないと思った。

以前キリギス人が来た時K氏が居てロシア語で会話していたのを

思い出した。

彼に頼もうと思ったのだが中々現れない。

昨日やっと来店。

コロナ禍のせいで2年近く外での飲食を辞めていたそうだ。

K氏は数年前東北大を退官している。

彼は昔アルメニアに宗教美術を研究する為に行っていた事が有る。

そこで現地のアルメニア人と結婚した。

彼女の名前はアダさんで以前は店にもよく来ていたが今は闘病生活

を送っている。

美人の国の名に恥じない可愛い人です。

ロシア圏の特徴なのだろうか詩を朗読してくれた事が有る。

プーシキンの死だったのを覚えている。

白石市のソウルフード    

白石出身の弁護士K氏に由ると白石の思い出の食は

温麺では無く<温麺は家庭で食べる物だったそうだ>ラーメン

それも中華亭のだそうだ。

この店の姉妹店(娘がやっているらしい)が仙台の五橋に出来て

喜んでいます。

彼は僕と同じ年ですがもし死ぬ前の最後の食を何を選ぶかと

いうと迷い無く中華亭のラーメンだそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

にいがたや

国分町の5割増し商品券に誘われて実に久し振りににいがたやに行った。

以前は元気でユニークな女将さんがいたが今は引退してその息子が切り盛り

している。

普段日本酒を飲まないが新潟と聞くとやはり日本酒で北雪を飲んだ。

サイカチ沼周辺の山

昨日天気が良いのに釣られてサイカチ沼周辺の山に行った。

先ずは親の倉山に登り稜線を行く。

4輪駆動の自動車が通れる様な広く良い道で、いつも藪漕ぎをしている

身としては居心地が悪い。

金の無い貧乏人が宝くじで3億円が当たった感じだ。

この辺りは地図の看板や指導票が完備して東京近郊の奥武蔵に居る様だ。

前日にネット見つけた青い滝つぼの滝があるという所に向かう。

途中の林道に「熊との出会いを避ける為にこの缶を叩いて下さい」と記されていて

横にぼこぼこの缶が吊るされていた。

思わずステッキで叩く。

サイカチの滝は小さかったが滝つぼが深い為か確かに深い青色だった。

岩元山と聞いて知っている人は殆どいないだろう。

僕も前日迄知らなかった。

この山は三角点の有る峰とサイカチ周辺での最高峰と云われている岩元本山から

なっている。

先ずは三角点の峰に登りそれから気持ちの良い稜線を辿り最高峰という地点に登った。

立派な標高291mという指導票が立っていたが直ぐ横に少し高くなっている所が在りその

標高差は5mもある。

何故そこの最高点に指導票を立てないのか不思議だ。

帰りは大岩山の鞍部から降りたが林道はすっかり藪に覆われていて今回も藪漕ぎを強いられた。