僕の学生時代白土三平はスーパースターだった。
権力側からの歴史では無く被支配者から見た世界を描いた。
それは学校で習った歴史の正反対の世界だった。
彼が突然わでぃにやって来たことが有る。
何年前になるだろうか4人で訪れた。
面識も無いし最初は誰か分からなかった。
其の内の一人が店に有るビッグコミックを取り白土三平が連載している
場所を示して彼だよと教えてくれた。
その指先を見ると雑誌でよく見た白土三平がいた。
静かで穏やかな性格の様に思えた。
博物館に行った帰りにぶらっと寄ったようだった。
店に有る雑貨を1つ買ってくれたが何だったかを思い出せない。