ネパールの北端にムスタンという地域が有り永らく外国人の
立ち入りが禁止されていた。
古のチベットとインドを結ぶ交易路に当たり栄えていた。
禁止されていると入りたくなるのが人情で無理矢理現地人に
混じり密入域した人の本を読んだ事が有る。
この街道筋のタトパニに居た時ムスタンの王様の行列を見た
事が有る。
ムクチナートに行った時チェックポストが有りここから先は
ムスタンの地域になるので外国人は立ち入り禁止だった。
ムスタンに入りたくてツテを頼ったが駄目だった。
チベットからコネでムスタンに入った人が昨日来店した。
母のデイサービスの人だった。
ムスタンの後タトパニに3か月滞在したという。
この街のゲストハウスに僕は45年前3週間程働いていたのだ。
彼は19歳から3年間リスボンの大学でファドの研究をしていた
そうだ。
ムスタンは今は外国人にも開放されたが入域料が10万円位と
べらぼうに高い。
NHKでムスタン入域の番組を見て又行きたいのが募った。