先日テレビで何気なく結婚しない男という番組を見た。
そこで結婚しない男の主人公の阿部寛が初めての女性と待ち合わせの印に
テーブルの上に本を置いた。
その本が何とナチス収容時を描いたフランクルの「夜と霧」だった。
全く場に似つかわしくない本だが主人公は空気を読めない男という設定なので
この本が選ばれたのだろう。
この本を購入したのは定かで無いが引っ越しの度に読まないのにずっと持っていた。
読むのはヘビーな思いがしてしかし捨てる事も出来なかったがやっと最近読むこと
が出来た。
この話を以前わでぃの探検隊長の保坂君に話したら彼も読めなくてしかしずっとこの本
を持っているという。
やはり重たくて手に出来ないという。
映画やテレビにどんな本が出て来るか作る人の思いが強く出てくるようだ。